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グループホームとは

認知症対応型共同生活介護(グループホーム)とは、認知症疾患をお持ちの高齢者の方が、少人数(9名で1つのグループ)の家庭的な雰囲気の中で、協力し、助け合いながら、ゆっくりとした穏やかな毎日を送っていただく地域密着型の居住施設です。
グループホーム 清華苑ポートピアでは、食事の支度や掃除、洗濯などの日々の生活に必要な活動を、出来る限りご利用者の皆様で協力して行っていただいております。ご利用者ができないことは、ご状態にあわせてスタッフがお手伝いをさせていただきます。「地域密着型サービス」として、地域住民の方々のご協力のもと、地域活動や地域行事などに積極的に参加させていただいています。「地域に根ざし、地域と共につくるケア」を目指しています。

清華苑ポートピアの特色

SEIKAEN PORTOPIA 

JR大久保駅より、徒歩3分の位置に立地しており、公共交通機関でのアクセスもたいへん良く、便利な環境にあります。近隣には商店街(パレット大久保)があり、大久保商盛会とのつながりもあることから、お祭りなどの催しへも参加させていただいております。

また、同じ館内に小規模多機能型居宅介護・大久保苑が併設しており、ボランティアの方にほぼ毎月のようにご来苑頂いております。季節により両施設共同で行事を開催させていただくなど、近隣の地域の皆さまとの交流も図らせていただいております。

地域との交流

清華苑ポートピアは、当法人2箇所目のグループホームとして平成22年に開設しました。
「ご利用者及び、ご家族の方々に安心して頂きたい」そのような想いをスタッフ全員が共有して、認知症状を有するご利用者のケアに従事しております。
当苑では、地域の中で住まう、地域住民の一員であるという事に重きを置き、平成24年から近隣の松蔭保育所との交流を続けています。小さいクラスであった子供さん達が年々大きくなり、またひとつ難しいことに取り組んでいる成長の様子も目の当たりにすることができるなど、ご利用者からは、「いっぱい元気をもらえた」と笑顔で喜んでいただける機会となっています。
「ご利用者もご家族もみんな同じ時間を楽しく過ごして頂きたい」とう想いから「ポートピア祭り」を開催しました。職員それぞれの熱意を注ぎ込み、出し物やゲーム、日頃の様子の映像で流したり、模擬店などを出して賑やかなひとときとなりました。ある時、お祭りが終わり、ご利用者のご家族からひと言「とても暖かさを感じるお祭りでした。よかったです。」と笑顔で言葉を掛けてくださいました。私達職員にとってもやり甲斐を感じる瞬間でありました。
日々の生活のケア、ご家族やボランティアとの交流、地域とのつながりを通して、清華苑のポートピアが開かれた場所であること、安心して過ごせる場所であることを共通認識して頂けるようこれからも取り組んでいきます。

 

​なじみの関係づくり

清華苑ポートピアでは、ご利用者の地域参加に対する取り組みを積極的におこなっています。その取り組みの一つが施設周囲の清掃活動です。
ご利用者のみなさんも思い思いにほうきやゴミ袋などを手に取り、肩からは青いタスキを掛け、歩道や空き地に落ちているタバコの吸い殻や空き缶、ビニール袋や枯れ葉等を一生懸命にお掃除してくださっています。「こんなにいっぱいゴミが落ちてるんやね」「これだけゴミを拾ったらきれいになったかな」等といった会話をご利用者の方たちと職員の間で交わしながら、和気あいあいと活動を継続しています。
近頃では、この活動の様子を見てくださっていた地域の方々から「ありがとう」、「いつもご苦労様」といったねぎらいの言葉を掛けていただくこともあり、ご利用者、職員とも地域の一員となれたことを嬉しく感じると同時にやりがいや達成感を感じています。
今後も地域活動を継続し、住民の方々との触れあいや関わりをつうじて、ご利用者の方々に地域の中で生活しているといったことを実際に肌で感じていただき、「なじみの関係」づくりに努めていきます。

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